膵臓の痛みの原因は?背中が痛いのは膵臓の病気かも

膵臓の病気として代表的な膵炎や膵がん。
これらの病気の兆候として、膵臓周辺の痛みが挙げられます。

 

特に、筋肉痛とかではなく慢性的に背中が痛い人や、
背中の痛みに加えて膵臓付近のお腹周りに痛みがあるという人は要注意。
その痛み、もしかしたら膵臓からのSOSかもしれません。

 

ここでは、膵臓の病気が考えられる痛みについて詳しくお話していきましょう。

 

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膵臓がんで背中が痛む仕組みについて

膵臓がんになると、背中や腰に痛みを感じるケースが多いと言われています。
これは、膵臓が胃の裏側に位置している臓器であるため、腹部だけでなく背中にも痛みを感じやすいためです。
こうした痛みは膵臓そのものが痛みを伴っているというよりも、
膵臓が炎症を起こして周辺の組織を圧迫することで起こるとされています。

 

また、膵臓がんの中でも多い膵管がんの場合、
がん細胞が膵管を圧迫するため、膵液の流れが滞るのです。
その結果、様々な部分に炎症が起こり、これが痛みに繋がります。

 

更に、膵臓がんが進んでくると膵臓が大きく腫れてきて、痛みを感じる箇所が背中の他にも出てくるのです。
例えば、左の胸辺りや方に激しい痛みを感じたり、強い不快感を持つようになります。

 

こうした症状が食後や飲酒後にいつも起こるようになったり、
下痢を伴ったりするようになってきた場合は、注意しましょう。
早めに病院で検診を受けることをオススメします。

膵炎で背中が痛む仕組みについて

膵炎も、背中に痛みを感じる病気です。
特に、背中の痛みに加えて次のような症状も併発している場合は、膵炎の可能性が高まります。

 

・みぞおち付近に固いしこりがあるのを感じる
・左の脇腹上部からみぞおちにかけて痛みがある
・発熱
・食欲の低下
・嘔吐と吐き気
・下痢
・膨満感

 

膵炎でとにかく特徴的な症状とされているのは、左腹部を中心とした痛みです。
ひどい場合は肩や腰にまで痛みが広がることもあるでしょう。
また、これらの痛みは特に食後に強くなり、絶食をすると緩和するという特徴もあります。

 

他にも、座った状態で前かがみになると緩和することもあって、胃の痛みと混同してしまう人も多いです。
胃痛かと思って胃薬を飲んでも緩和されない、あるいは上記で挙げた症状に加えて、
背中の痛みに悩まされている場合は、早めに医師の診察を受けましょう。

 

膵炎の恐ろしいところは、症状がどんどん悪化していき、
膵臓細胞の破壊が酷くなってくると、腹痛が和らいでしまうところです。
このため、「痛みがなくなったから大丈夫」と勘違いして、放置してしまう人も少なくありません。
しかし、そのままにしておくと病気はどんどん悪化し、最終的には次のような症状が出るようになります。

 

・脱水症状
・口の渇き
・多尿や頻尿
・血圧の低下

 

こうした症状が現れてショック状態に陥る他、
精神障害や肺の合併症による呼吸不全などに繋がる可能性も高まります。

 

このように、膵臓の病気は背中や左腹部の痛みが現れやすいものです。
食後に左腹部や背中の違和感・痛みが続いているという人は、
早めに適切な診察を受けるように心がけてください。

 

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